CAREER

スタッフインタビュー

みんなの居場所を無くしたくないという思いが根底にあるから続けられているんだと思います。

M.Y

  • 入社年 2014年
  • 所属 横浜東
  • 職種 ブロック長
#40代
#ブロック長
#一人ひとりと全力で向き合う
#キャリアアップ
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経歴

START

特別養護老人ホームのデイサービスで勤務。認知症対応チームの立ち上げを経験

2014

経験者採用でふるさとへ入社。3年間ほどケアスタッフを経験

2017

管理者として現場の管理やスタッフのサポートに尽力

2020

事業所長として事業所の管理運営を経験

2021

ブロック長を拝命し、現在に至る

現在の業務内容と担われている役割について教えてください。

現在はブロック長を務めております。ブロックに所属する事業所のマネジメントとフォローが主な仕事です。
事業所のフォローに関しては、例えば運転手が足りない時に運転業務を代理で行ったり、人手が足りないという時は、現場でご利用者様へのサービスのご提供も行ったりしています。 いつどこの事業所へ行っても対応ができるように、密にコミュニケーションを取って、頼ってもらえる関係性を築くことが私の役割のひとつだと思っています。
複数の事業所を日々周るため、それぞれの事業所の良さを知れるのは、ブロック長の特権だと思っています。 どこの事業所もそれぞれ特色がありますが、共通してあたたかい雰囲気があって、スタッフはとても優しくまっすぐで一生懸命働いてくれています。

ふるさとへ入社を決めたきっかけを教えてください。

ふるさとへ入社する前は、特別養護老人ホームで介護スタッフをしていました。
その施設で認知症の方の対応チームに抜擢されたのですが、最初はコミュニケーションが上手く取れず、戸惑いが大きかったです。
認知症の方は、嘘がなく嫌なことは嫌と言うような一種の子供のような純粋さがある一方で、これまでのご経験を伺うと、 今目の前のお姿が全てではないんだなと当たり前のことに気付かされたり、そうした一面が垣間見える瞬間に何度も出会いました。 こうした気付きを重ねる中で、当初は苦手意識があったものの、いくら経験を積んでも学ぶことが尽きない認知症ケアの奥深さに次第に惹かれていきました。

紆余曲折を経て、当時勤務していた施設は退職することになったのですが、ご利用者様やそのご家族様のことばかりが頭に浮かんできました。 介護とは別の仕事をしようとも考えていたのですが、どうしても頭から離れなくて「私は認知症ケアの仕事が好きなんだ」と気付かされたんです。
そうであれば、いっそのこと認知症に特化した場所で仕事がしたいと、そこで出会ったのがふるさとでした。
自宅から通える距離だったということも理由のひとつですが、認知症ケアの実績や、事業所の雰囲気の良さが決め手となり入社し、現在に至ります。

部下へのフォローで心掛けていることを教えてください。

直属の部下は、各事業所の管理者や事業所長です。彼らは日々ご利用者様やご家族様とコミュニケーションを取りながら、 事務作業やメールの確認などもこなさなければいけません。そのため、ケアレスミスを防ぐフォローを、私からしていくことを心掛けています。 例えば、リマインドメールを投げたり、進捗の確認をこちらから頻繁にするようにしています。
他にも、部下と会話をするときの声のトーンや表情といった、言葉に表れない部分から違和感を感じ取り、 「何かあった?」とこちらから声を掛けることも心掛けています。直属の上司だからこそ相談したくても言い出せないということを起こさないため、 私の方から聞くようにしています。言葉に頼らないコミュニケーションスキルは、認知症ケアを通して自然に培った力だと思います。

課題や苦労がありながらも現在の業務を続けられている理由を教えてください。

一言に纏めると、みんなの場所を奪いたくないからです。
ふるさとは認知症の方とご家族様にとって最後の砦となる場所です。 ふるさとでは、認知症の症状が進行してしまい、他事業所様でやむを得ずではあると思いますが、サービスの利用が終了となってしまった方も受け入れています。 ふるさとが無くなったら、ご利用者様の行き場がなくなってしまい、ご家族様もご家庭内での対応が困難となり、苦しい状況に陥る可能性もないとは言い切れません。

こうした事態を防ぐには、ふるさとの各事業所を存続させる必要があります。 そのために私に出来ることは何でもしたいと思っています。ご利用者様も、そのご家族様も、頑張ってくれるスタッフのことも大好きですから、 みんなの居場所を無くしたくないという思いが根底にあるから続けられているんだと思います。

仕事で最もやりがいを感じる瞬間を教えてください。

スタッフやご利用者様の笑顔が溢れる瞬間が大好きで、働いていて良かったと心から感じます。 どんなに忙しい時でも、穏やかな空気が流れる時間があって、それがふるさとの良いところだと思っています。

また、苦手意識から逃げずに課題を克服していくスタッフの姿を見ると、私も頑張ろうと背中を押されるような感覚を覚えます。 以前は話すことが得意ではなかったスタッフが、いつの間にか自信を持って人前で話している姿を見た時は、部下の成長を通してやりがいを感じました。

現在所属するチーム、部署の目標を教えてください。

皆さんの居場所を守るために、事業所の稼働率を上げて維持することです。
ふるさとは1日のご利用者様の定員が12名と決まっております。そのため、ご利用者様の人数が1人でも定員に達しなければ、売り上げの面ではマイナスが積もっていきます。
まずは安定して毎日事業所を満員で運営していくことを目指して、ご利用者様が通いたくなるようなサービスを引き続き追い求めていきたいです。

これから一緒に働く仲間へメッセージをお願いします。

まずは当社に関心を持ってくださったことに感謝します。
社会人になってから、理想と現実のギャップに悩んでしまうこともあるかもしれません。 でも、あなたの頑張っている姿は絶対に誰かが見ています。立ち止まらずに、目の前のご利用者様をしっかり見て、自分ができることを一つひとつ積み上げていってください。
ふるさとは、あなたの頑張りを見逃しません。一緒に会社を盛り上げることができたら嬉しいです。

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