幼いころから音楽が好きでピアノを習っていたことと、祖父母に大変可愛がってもらいながら育ったので、音楽を続けながらご高齢者の役に立ちたいと音楽療法士の資格を取得して介護業界を志しました。

入社を決めた理由はいくつかあるのですが、まずお一人おひとりにしっかり向き合える介護がしたいと思っていたので、 少人数制の手厚い介護を行っているという点が魅力的でした。他にも、祖母が認知症になっていたので、より深い知識とケアの方法を身に着けられるという点も決め手になりました。
サービス内容以外にも、ふるさとの掲げる「ぬくもりが伝わる、家族のような介護」という理念に共感して、とても素敵だなと感じたことを覚えています。

福利厚生や給与面、経営基盤においても長谷工グループの一員であるふるさとは安定していると感じてます。
個人的には、夜勤の無い業務形態であることや、お休みが取りやすいという点はとても魅力的です。 有休を使って連休を取得して、遠方の音楽イベントに行くこともありますし、希望休もチームで調整し合えています。

仕事面では、先輩からのサポートが手厚く、不安なく働けるということはとてもありがたいと思っています。研修も丁寧で充実していましたし、介護の経験が無くてもすぐに活躍できる環境だと思います。

音楽療法士の資格はレクリエーションの際に活かせています。
例えばピアノの伴奏は、譜面通りに弾くのではなく、ご利用者様に合わせて弾きます。 歌唱が追い付くように状況を見つつ曲のスピードを落としたり、音程が高くて歌いづらい場合は音程を下げてみたりしています。

ご利用者様が充実した時間を過ごせないと「いま何をしているんだろう」「帰りたい」といった認知症の周辺症状が生じることもあります。 その場の状況や反応を見ながら臨機応変に対応していくことがとても重要です。未だに難しいことだと感じていますが、音楽療法士の勉強で得た知識が活かせていると思います。

ご利用者様の豊かな表情を見られることがモチベーションになっています。 会話の中での笑顔はもちろん、音楽を介して見せてくださる嬉しそうな表情は、この仕事をしていて良かったと感じる瞬間です。

ご利用者様が急に怒り出してしまうことも時にはあります。でも、そこでショックを受けるのではなく、 どうしてそういった思考になっているのか、どうすれば良かったのかと頭を切り替えます。 私も最初からその考え方が出来ていたわけではなく、苦労しました。そんな時に「一歩引いて何故そうなっているか考えてみて」と先輩から声をかけていただけて、 徐々に頭を切り替えることができるようになっていったんだと思います。

ふるさとでこれからもずっと働いていきたいと思っています。具体的に達成したい目標が現状あるわけではないのですが、 ふるさとがずっと現在のような良い雰囲気で皆様から支持される場所であり続けるように社員の皆さんをサポートし、貢献していきたいと思っています。

直近の目標は、介護福祉士の資格を取得することです。 受験資格として3年間の実務経験が必要ですが、私は介護を初めてまだ2年目なので、まずは日々の業務に全力で取り組み資格の取得に向けて実績を積んでいきたいです。

あと個人的には、音楽のレクリエーションでご利用者様にトーンチャイムやカスタネットのような小型の楽器をお渡しして、 一つの曲を一緒に合奏することが出来れば良いなと考えています。いつもは私がピアノを弾いて一緒に歌うというスタイルですが、 楽器を使うことで、もっと一緒に楽しむことができるのではないかと期待しています。

ふるさとは未経験の方でも活躍できるように、手厚いサポートをしてくれる会社です。
私自身、最初は不慣れで上手くいかない時もありましたが、困った時は先輩がすぐに駆けつけ、助けてくださるので、安心して業務に就けますし、チャレンジすることもできます。
今でも先輩方から大事にしてもらっていると感じているので、私も今後、同じように後輩を全力でサポートしていきたいと思っています。ぜひ、安心してチャレンジして欲しいです。